上田現 コリアンドル

コリアンドル

コリアンドル

シリウスになった上田現のソロ1枚目。
タイトル曲は、マレーシアに迷い込んでしまった日本人の視点とその境界線を歌っている。震災に関して「もういやだと思っても帰る家がない」という言葉と「ぼくは冷房の国に帰る」という歌詞がオーバーラップした。
上田現ワールドなんて言葉で逃げることが多いけれど、彼の感性は強くて優しかったのだと、しみじみと思う。
今、どういう顔をして光を放っているのだろうか。