FlashでOpenCVを使った顔認識

新宿8bit cafe | エイトビットカフェ3.5周年PARTY【 サンテンゴ ! ! ! 】で、出演のDJさんをライブカメラで映して顔部分をキャラクターに置き換えて表示という味付けをしてみようと思い試しにやってみた。使ったのは、OpenCVのObject DetectionをActionScript3に移植したMarilena

使ってみて思ったこと

  • 応答がそんなに俊敏でない。カメラの解像度や、ObjectDetectorOptions.min_size(顔として認識する最小サイズ)などを細かくすればそれだけゆっくりになる。ToDoにもあるようにActionScriptとしての高速化の余地はまだまだあると思われる。
  • イベント会場で直接実行するのであれば、どうしてもActionScriptである必要は無くて、Cとかで実装すればもっと俊敏な動作になったかも知れない。思いついたのがイベントまで2週間を切っていて、色々他にもあったので正直そこまで手が回らなかったのだけど。
  • 当日、カメラのピントとか明るさなどの調整がうまく出来なくてさっぱり認識してくれなかった。DJにカメラにあわせてじっとしてくださいとお願いするのも野暮なわけで、激しく動く人の顔をとらえるのは正直無理だった。つまりは企画倒れ。
  • とは言え、また何かに使えると思う。VJ用途に使うのであればネイティブアプリにした方が良いというのが正直な感想。もちろんActionScriptでの高速化というのも、それはそれで技術的な面で意味があると思う。